今朝の一筆
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臤は上の方を見ている目の形に手を入れている形。
瞳を傷つけて視力を失わせることを表している。
このような方法です力を失った者が臣(しもべ)で、
神に捧げられ神に奉仕する者であった。
臣の中には普通の人と違って、
さまざまな能力をもつ者がおり、
その人を臤という。
臤が賢のもと字。
貝は遠く南方の海でしか取れない子安貝で、
非常に貴重なものとされ、
賢は高価という意味になるのであろうが、
臤にかわって「かしこい、まさる、すぐれる」の意味に
使われるようになった。
# by mteisi | 2011-11-09 07:08 | 自作の書
古今和歌集522
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am6:13
これから明けていくかすかな雲が。

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ゆく水にかずかくよりもはかなきは
おもわぬ人を思ふなりけり

流れゆく水の上に数をしるすよりももっとはかないのは、
思ってくれない人を恋したうことであるよ。
# by mteisi | 2011-11-08 06:44 | 古今和歌集
今朝の一筆
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これも目が立っている形。
上方を見ている大きな瞳を表している。
殷王朝では王子の子を小臣といい、
神事につかえるべき者とされた。
神につかえる者の意味から、
のち君につかえる「おみ、けらい」の意味となり、
さらに他につかえる者すべてをいうようになり、
「つかえる」の意味に用いる。
# by mteisi | 2011-11-08 06:37 | 自作の書
古今和歌集521
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am6:40
うす赤い空からあおい空へ、わきあがる雲。

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つれもなき人をこふとて山びこの
こてへするまでなげきつるかな

私の愛情を受け入れてもくれない人を恋い慕うとて、
こだまが反響してくるほど、
大きな嘆息をもらしてしまったことよ。
# by mteisi | 2011-11-07 07:08 | 古今和歌集
今朝の一筆
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横の目が立っている。
# by mteisi | 2011-11-07 06:58 | 自作の書
古今和歌集520
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am6:40
雨含みのダークスカイ。

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この世にもはや成りななむ目の前に
つれなき人を昔をおもはむ

来世にでも早くなってほしいものである。
いま目の前で、私の愛情を受け入れてもくれない人を、
昔の人と思ってしまおう。
# by mteisi | 2011-11-06 06:56 | 古今和歌集
今朝の一筆
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臨顔真卿争坐位稿

手元を見ないで書いて見た。
左に倒れるのは自然というのを実感した。
左に流れないように右に流すというのが、
まず初めの矯正。
だが自然に流れるところも残しておくのが、
名人の名人たるところ。
# by mteisi | 2011-11-06 06:41 | 自作の書
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まさか、人の形がこの字の中に入っていようなんて、


レイ・リョウ
みことのり・いいつける・よい・しむ

象形。
深い礼帽をかぶり、ひざまずいて神のお告げを受ける人の形。
# by mteisi | 2011-11-05 07:07 | 語源で遊ぶ
古今和歌集519
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灰色の空に覆われて。

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忍ぶれば苦しき物を人しれず
思ふてふ事誰にかたらむ

恋い慕いながらじっとがまんしているのでまことに苦しいことであるよ。
相手にも知ってもらえず、ただひとりで思いなやんでいるということを、
いったいだれに打ちあけたらよかろうか。
# by mteisi | 2011-11-05 06:49 | 古今和歌集
古今和歌集518
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雲と空の色と形のダイナミックな微妙に出会える。

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人の身もならはし物をあはずして
いざ心みむこひやしぬると

人の身も習慣によってどうにでもなるものであるよ。
いとしい人に逢わないで、さあ、ためしてみよう。
はたして恋いこがれて死ぬかどうかということを。
# by mteisi | 2011-11-04 07:15 | 古今和歌集