古今和歌集369
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am6:10☆
白いグレーの雲が一面に。

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さだときのみこの家にて、ふぢはわのきよふむがあふみのすけに
まかりける時にむまのはなむけしける夜よめる
 きのとしさだ

けふわかれあすはあふみとおもへども
夜やふけぬらむ袖のつゆけき

貞時親王の家で、藤原清生(きよふ)が近江の介になって赴任したときに、
餞別を催した夜よんだ歌。

今日ここで別れても明日はすぐに近江(「逢ふ身」という所)であるとは思っているけれども、
すでに夜が更けてしまった露がおいたからであろうか、袖がしめっぽいことであるよ。
# by mteisi | 2011-06-08 06:30 | 古今和歌集
会場風景
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メインの花

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奥にドアが見える絵

初日が終わった。
オープニング茶会も多くの方が来ていただき、
にぎやかに楽しむことが出来た。
立礼式の点茶は大勢の方が席に着くことが出来、
気楽に楽しんでもらった。

書も各人に自分の言葉で書くことをすすめたので、
それぞれの思いが伝わってくるという、
有り難い感想を聞くことが出来た。
# by mteisi | 2011-06-07 23:10 | 展覧会
古今和歌集368
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am5:47☆
グレーの雲がもくもく。

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をののちふるがみちのくのすけにまかりける時にははのよめる

たらちねのおやのまもりとあひそふる
心許(ばか)りはせきなとどめそ

小野の千古が陸奥介となって赴任したときにその母のよんだ歌。

この母親が、親の守りとして、子の身に取り添えてやる私の心だけは、
きびしく吟味する関所でも、せきとめてくれるな。
# by mteisi | 2011-06-07 06:02 | 古今和歌集
飾り付け
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どこでもドア

去年の「風花山叢」は日本の伝統美を求めたものだった。今年の「街の一隅」は和洋が入り交じった現代でどうあれば有意義なものとして、楽しむことが出来るかを模索してみた。茶室も鉄のすだれや、チープな椅子テーブルを作って、気楽に楽しんでもらえるものにした。
どこでもドアを組み立て中に指を挟んで取れなくなったり、テーブルの足の溶接がはずれたりと、波乱含みの始まりだが、結構面白く飾ることが出来た。

明日は11:30からオープニング茶会。
# by mteisi | 2011-06-07 00:07 | 展覧会
古今和歌集367
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am6:12☆
青い空が柔らかい。

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限りなき雲ゐのよそにわかるとも
人を心におくらさむやは

限りもなく遠い雲居のかなたまで旅だち別れようとも、
あなたのことを私は心の中でとり残しておくことがあろうか
(体は遠く離れようとも心はけっして離れない)。
# by mteisi | 2011-06-06 06:26 | 古今和歌集
花取り
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苗が出てきた。

明日がアクロスでの「街の一隅」の飾り付け。
茶室や花入れの準備も気がすむところまでやれた。
午前の教室が終わって、卵入り辛ラーメンで気合いを入れて、
風山叢に花取りに、
といっても花はなし、スズランみたいな花と空木と、山イチジク、
実をつけた桑の枝や姿の美しい枝などをとってきた。

苗代は写真のとおりぼちぼち芽が出てきた。
水量は表面が出ているくらい。
冷やすよりこれくらいがいいのではないかと思っている。

準備は万端さあどんな会場になるか、明日が楽しみ。
# by mteisi | 2011-06-05 23:25 | 展覧会
古今和歌集366
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am6:02☆
やや青っぽい白いグレー。

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 よみ人しらず

すがるなく秋のはぎはらあさたちて
旅行く人をいつとかまたむ

じが蜂が鳴き、秋萩の咲いている野原を朝早く出発して旅立って行く人を、
いつ帰ると知り、心をなぐさめて待とうか(容易に待つことはできない)。
# by mteisi | 2011-06-05 06:16 | 古今和歌集
古今和歌集365
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am6:33☆
うっすらと青い空が。

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題しらず
 在原行平朝臣

立ちわかれいなばの山の峰におふる
松としきかば今かへりこむ

私はいま別れて因幡へ行くが、
その因幡の山の峰に生えている「松」という言葉のように、
あなたが私の帰りを「待つ」と聞いたならば、
すぐに帰ってこよう。
# by mteisi | 2011-06-04 06:47 | 古今和歌集
古今和歌集364
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am7:00☆
しろっぽい空。

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春宮(とうぐう)のむまれたまへりける時によゐりてよめる
 典侍(ないしのすけ)藤原よるかの朝臣

峰たかきかすが山にいづる日は
くもる時なくてらすべらなり

皇太子(保明親王)のお生まれなされたときに参上してよんだ歌。

そびえ立っている春日山からさしのぼる太陽は、
雲のかかるときもなく、いつも天の下を照らすであろう。
# by mteisi | 2011-06-03 07:17 | 古今和歌集
古今和歌集363
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am6:02☆
白い雲の中にふわりと鼠の雲。

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白雪のふりしく時はみよしのの
山した風に花ぞちりける

前掲の屏風歌のうちの冬の歌。

白雪がはげしく降りしきるときは、
吉野山から吹きおろす風で、
雪が花となって散っていることよ。
# by mteisi | 2011-06-02 06:48 | 古今和歌集