古今和歌集566
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白く霞んだ空模様。

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 みぶのただみね

かきくらしふる白雪のしたぎえに
きえて物思ふころにもあるかな

(恋を曇らせて降り積もる白雪が下から消えるように)、
私は心も消え入るばかりに物思いをしている最中であるよ。
# by mteisi | 2011-12-22 07:50 | 古今和歌集
今朝の一筆
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貞・甲骨1

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貞・甲骨2

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貞・甲骨3

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貞・金文

貞 テイ・ただしい・まこと・あたる

正しくは卜と鼎からなっている。
説文では卜と貝からなるとし
神に貝を提供して卜問すると
解釈している。

白川静は
卜は甲羅や獣骨を焼いてから水に入れ、
ひび割れの形で占う時のひびの形。
鼎は「探湯盟誓」や「湯神楽」というものがあり、
湯の様子か鼎の中で煮る犠牲のようにすよって
占ったのであろうとしている。
卜と鼎とで占うことと解釈した。

鼎の形だけのものがあったり
卜が付いているものがあったりと
まぎらわしいが
そこがまた面白いのか。
# by mteisi | 2011-12-22 07:45 | 語源で遊ぶ
古今和歌集565
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もうすぐやわらかい光の空が見れるだろう。

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河のせになびくたまものみがくれて
人にしられぬこひもするかな

(流れの早い川瀬で流れになびいている玉藻が水中に隠れて見えないように)、
私は相手に知られない恋をすることであるよ。
# by mteisi | 2011-12-21 07:09 | 古今和歌集
今朝の一筆
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甲骨臨書

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全体像

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部分


甲骨文字を写してみた。
文字の歴史はここから始まった。
漢の許愼による語源解釈「説文解字」は
2000年のあいだ文字を考える拠り所だった。
その間多くの人が語源解釈を試みてきた。
しかし許愼を超えるものはなかった。

そして白川静の字源解釈「字統」が生まれた。
口をサイと呼び
祝詞を入れる器であると
新説をうち立てた。
当初反論する学者も多くいたが
論破する力は持っていなかった。

白川静の字源解釈とどう向き合うかが
新しい書の流れを作るか
従来を踏襲するまま
流れていくかの
狭間になろう。

「字統」を武器に
新しい書を開拓しよう。
# by mteisi | 2011-12-21 06:46 | 自作の書
古今和歌集564
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かすかに雲が浮かんでいる

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わがやどの菊のかきねにおくしもの
きえかへりてぞこひしかりける

(わが家の庭の菊を植えた垣根におく霜の消えるように)、
私はすっかり心も消え入るばかり、恋こがれていることよ。
# by mteisi | 2011-12-20 07:25 | 古今和歌集
今朝の一筆
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開通褒斜道刻石(かいつうほうやどうこくせき)


隷書の中でとても気になる一品。
レンガを積んだような
それも適当に
やっているのが面白い。
性分だろう
緻密なものよりも
こういうものに惹かれる。

殷周の金文甲骨も面白いが
漢前後の文字の有り様は
ダイナミックで多様で
とても面白い
実用化の過程を覗けるのが
いいのだろう。

緻密といえば
昨日テレビでやっていた
尾形光琳の紅白梅図屏風
すごかった。
# by mteisi | 2011-12-20 07:12 | 自作の書
古今和歌集563
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ほの暗さにあやな空と雲の色深く。

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ささのはにおく霜よりもひとりぬる
わが衣手ぞさえまさりける

野原の笹葉の上におくつめたい霜よりも、
恋しい人に逢うこともできず、
ただ一人で寝る私の袖のほうが、
涙にぬれていっそうつめたく冴えていることであるよ。
# by mteisi | 2011-12-19 07:11 | 古今和歌集
今朝の一筆
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雲の間からお日様が顔を出しているところ。
# by mteisi | 2011-12-19 05:44 | 語源で遊ぶ
古今和歌集562
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まだ明けない暗い光の中で。

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ゆふされば螢よりけにもゆれども
ひかり見ねばや人のつれなき

夕暮れになったので、ほたるよりもまさって、
ほんとうに私の思いは燃えているけれども、
ほたるとちがって光を見ないからであろうか、
あの人はまことに冷淡であるよ。
# by mteisi | 2011-12-18 07:10 | 古今和歌集
今朝の一筆
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いただきもの

季節のこともあり
よくワインをいただく。

来年は10月に
西日本書美術協会で
ボルドーに行く話がすすんでいる。
フランスに書を輸出ということには
ならないかな。
面白い展覧会にしたいものだ。
# by mteisi | 2011-12-18 06:39 | 自作の書